【書評】重賞ビーム 2020

各種メディアで活躍中の亀谷敬正氏が送る『重賞予想』の決定版。

「2020年に行われるJRA平地全重賞の予想ポイント」を知りたい方はオススメの本。

 

情報

タイトル
重賞ビーム 2020
Kindle版(電子書籍) 重賞ビーム 2020 Kindle版
著者 亀谷敬正
出版社 KADOKAWA
発売日 2019/12/18
価格(Kindle版) 1980円(1782円)
著者プロフィール 血統馬券予想理論「血統ビーム」の提唱者で、「ブラッドバイアス」 「大系統」「小系統」などの血統予想用語と概念の作者。
競馬と血統の楽しみを伝えるため、TV番組やインターネット、書籍・雑誌での企画、執筆・出演も多数手がける

 

概要

1.2020年JRA平地全129レースの血統的ポイント『黄金血統』と戦歴的ポイント『黄金馬柱』

2.亀谷敬正流系統分類別「種牡馬インデックス」

 

■重賞ビームのポイント

【黄金馬柱】
・過去5年の馬柱から導き出されたポイント。

 

【過去5年の成績(馬柱)】

・出走馬の前走と2走前の道中順位と上がり順位(出走馬の半数より上のみ掲載)からこのレースで求められる適正を見抜くオリジナル成績表。

 

【黄金血統】

・過去の好走馬の傾向から判明した適正の高い血統を記載。

 

【過去5年の父小系統別成績/過去5年の4L系統別成績】

・過去のレースでどのような父系統の馬が走っているか。

・4L(父、母父、父母父、母母父)にどのような血統を持つ馬が走っているかがひと目でわかる。

 

【過去5年の成績(血統)】

・父や母父の系統だけでなく、母母父、父母父の系統も掲載。

・よりその馬が持つ血統的適性を掴むことができる。

 

 

 

コメント

毎年、出版される定番の本。『重賞予想』の決定版だ。

 

「血統」をもとに競馬を予想する方にとっては、この本は良質と言えるだろう。一方、血統とは?レベルの初心者の方は、本書を使って競馬予想できないことは無いが、使い切れない(半分程度の理解)に陥ってしまうかもしれない。

 

しかし、毎週行われる重賞を予想する際に、本書を見ながらチャレンジしていけば、自然と「血統」をもとに予想することが楽しくなるはずだ。

 

どんなことでも最初は難しく・困難だと思うが、本書とにらめっこし毎週予想していけば、その苦労すら楽しく思える瞬間がくる。

 

一般的な競馬新聞などに乗っていない、また一般的なデータソフトでは簡単に集計できないデータが豊富にある。

 

常にAmazon(競馬カテゴリ)で上位に入っている定番の本。重賞予想本でどれを買うか迷っている方は、この本がオススメだ。

 

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重賞ビーム 2020
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