【書評】元競走馬のオレっち

超良血馬のエリート「オレっち」。

 

鳴り物入りでデビューするも1勝もできないまま引退、そして乗用馬の道へ・・・。

 

サラブレッドの第2の人生を心温まるイラストで描いた漫画。

 

競馬・乗馬など馬に詳しくなくても、楽しく読めます。おすすめ。

 

情報

タイトル
元競走馬のオレっち
Kindle版(電子書籍) 元競走馬のオレっち Kindle版
著者 おがわ じゅり
出版社 幻冬舎コミックス
発売日 2008/4/1
価格(Kindle版) 1320円(920円)
著者プロフィール 中学生で競馬に目覚め、馬に関係する仕事に憧れる。高校1年生の時に自宅でロバを飼い、高校卒業後は北海道のサラブレッドの生産牧場での仕事も経験。
その後乗馬を習い、イラストを描き始める。馬グッズショップ・ホースシューの社長に馬のイラストの腕を見込まれ、おがわじゅりグッズを発売、JRAの競馬場や施設・乗馬クラブなどで販売中

 

概要

競走馬から乗用馬へ。サラブレッドの第2の人生は波瀾万丈。

競馬グッズでおなじみ、おがわじゅりのフルカラーコミック+馬コラム。

 

コメント

競走馬から乗用馬へ。サラブレッドの第2の人生を描いた漫画。

 

「競馬」をテーマにした漫画はたくさんあるが「乗馬」はどうだろうか?

 

多くの方は「乗馬」をテーマにした漫画の面白さに不安を抱くかもしれないが、結論から言うと「面白い」。

 

「オレっち」が乗用馬になるために奮闘するストーリーなのだが、その内容に“奥深さ・説得力”を感じる。話の展開ももちろん面白いのだが、テーマである乗用馬の世界に引き込まれ、ついついページが進んでしまう。

 

本書の著者は、中学生で競馬に目覚め、高校1年生の時には自宅でロバを飼い、卒業後は生産牧場での仕事、そして乗馬まで習うといった生粋の競馬・乗馬ファンである。それでイラストも上手となれば、“奥深さ・説得力”のある漫画になることは当然と言えそうだ。

 

競馬漫画はあるが、その後の人生を描いた漫画でこれほど楽しめるものはないだろう。読んだ後「オレっち」のその後の人生に対して自然と興味が湧くはずだ。

 

この本はシリーズ化されている。是非、その後の人生を描いたシリーズを堪能してほしい。おすすめ。

 

 

↓↓↓Amazonでの購入はコチラ↓↓↓

タイトル
元競走馬のオレっち
Kindle版(電子書籍) 元競走馬のオレっち Kindle版