【書評】優駿の門

本格競馬漫画。

 

泣けます

 

人と馬との信頼関係、数々の名勝負、競馬の醍醐味がたくさん詰まった漫画。競馬初心者の人でも分かりやすく感動的な内容。

 

現在も続く超ロングヒットシリーズ『優駿の門』。競馬漫画の代表作と言っていいほどの知名度。おすすめ。

 

 

情報

タイトル
Kindle版(電子書籍)
優駿の門 Kindle版
著者 やまさき 拓味
出版社 秋田書店
発売日 1995/05
価格(Kindle版) -円(440円)
著者プロフィール 1949年 和歌山県新宮市生まれ。
1968年 新宮商業高校卒業
1968年 劇画集団「さいとうプロダクション」入社。
1972年 仲間4人で「オリオンプロモーション」設立。
1974年 小池一夫率いる「スタジオシップ」と合併。
1989年 「バディプロダクション」設立。
デビューは1972年双葉社の「漫画ストーリー」誌の『鬼輪番』(原作:小池一夫)。
※『公式サイト』のプロフィールより引用

 

概要

生死をかけたサラブレッド達の熱き戦い!!そこには感動とロマンが存在する!!

 

地方競馬のスーパー騎手・光優馬が中央競馬の三冠レースに地方馬で挑戦!!

 

大迫力本格競馬ロマン!!

 

 

コメント

競馬の楽しみと言えば「クラシック三冠」「有馬記念」などといった大舞台での活躍。

 

そこには騎手、調教師、馬主など多くの人達が関わっており、単に馬の能力が長けているだけで勝ち上がっていける世界ではない。

 

本作では、光優馬騎手を主人公としながらも、馬との出会い、レースに向けた苦労・葛藤、馬の怪我による悲しみなど、人と馬が織りなす感動の物語が綺麗に描かれている。

 

 

1995年にスタートした漫画であるため絵のテイストは古い印象。人によってはそれが楽しみを阻害することになってしまうのかもしれないが、本作はそれ以上に物語のボリューム・内容が濃く、絵のテイストなんかは全く気にならない。

(ちなみに、筆者は「この絵のテイストだから物語が際立っている」と言いたいぐらいだ。)

 

主人公光優馬騎手が、馬と切磋琢磨、信頼関係を築きながら多くのレースに勝利し世界に羽ばたく展開は、多くの競馬ファンを楽しませるはずだ。

 

 

本作は33巻と長い物語となっているが、大きな区切りがいくつかある。全巻読むことをオススメしたいが、お財布と相談が必要であれば、1~5巻は読んでほしいところだ。

 

5巻で約2200円程度、映画+ポップコーンと同じぐらいだろうか?それぐらいの値段で、競馬の醍醐味をじっくり味わえ、かつ感動することができる。根っからの競馬好きはもちろん、競馬初心者も、この5巻で何か心に残るものがあるはずだ。

 

 

競馬漫画はいくつかあるが、この漫画はその中でも知名度が高く、多くの読者からも評価されている。現在も『優駿の門』シリーズは続いているのがその証拠と言えるだろう。

 

競馬に興味のある方は、是非この漫画を読むことをおすすめしたい。

 

 

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