【日経新春杯】モズベッロ、好位抜け出し重賞初制覇!

こんにちは。

今日は「モズベッロ重賞初制覇」というテーマで記載します。

 

淀の舞台、14頭で行われた「日経新春杯(G2)」。2番人気のモズベッロが格上挑戦ながら重賞初制覇を手にした。

 

 

■メンバー上がり最速

道中は中団で内ラチ沿いを丁寧に走る展開。3コーナー後半から外に出し、最後の直線では外から圧巻の末脚で先行集団をまとめて交わし勝利。
勝ちタイム2分26秒9。

 

同じ舞台で行われた前々走「高雄特別(2勝クラス)」も同じレース展開で勝利、今回再現VTRを見ているようだった。

 

 

■池添騎手、見事な手綱さばきだった

ハンデ52キロであったとは言え、最後の直線の末脚は脅威だった。また、それを実現させるために馬を好位に位置取りした池添騎手も見事だった。

 

京都外回りで差す競馬で勝ち切るのは、「馬の性格・状態の把握」、そして「折り合い」が出来ていないと難しい。主戦騎手として継続してコンビを組んでいたのならまだしも初騎乗でやってのけた。“レース中の戦略が冴えわたった上手い騎乗”であったと言っても誰も疑問に思わないだろう。見事な手綱さばきだった。

 

 

今後は相手が強くなる、また今回のように軽ハンデの恩恵を受けることも無いだろう。今回、軽ハンデとは言え強い競馬をしたが、今後同じようなパフォーマンスは難しくなる。春以降の中長距離路線に向け更なる成長を期待したい。