「スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス 2019」の予想と結果

「スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス 2019」の予想と結果です。

レース情報

基本情報

日程 2019年11月30日(土曜)
開催 中山競馬場・11R
格付け G2
距離 3,600メートル(芝・右)
条件 3歳以上
負荷重量 別定
出走数 13頭
本賞金(万円) 1着6,200・2着2,500・3着1,600・4着930・5着620
天気 晴れ
馬場

 

レース概要

・暮れの大一番「有馬記念」を目指す馬にとって重要な前哨戦。

・3,600メートルと距離が長いため、人馬とも長丁場を耐え抜くスタミナが要求される。

コース概要

・スタンド前直線の坂下からスタート。

・スタートから1コーナーにかけて上り坂。

・2コーナーから向正面にかけて下り坂。

・3コーナーから4コーナーはほぼ平坦。

・最後の直線は310メートル。

 

レースの注目馬

出走登録予定馬の中で気になる馬をピックアップ。予想ではございません。
(2019/11/26)

アルバート

アルバート

2015年~2017年と3年連続制覇を達成したアルバート。2018年は右前肢ハ行のため出走取消となり「4度目の同一重賞制覇」の偉業の夢が絶たれた。

 

今年も出走予定となっているが、もう8歳。2017年の同レース以来、約2年勝利から遠ざかっている。鞍上も3年連続制覇したときのR.ムーア騎手ではなくマーフィー騎手。(マーフィー騎手はジャパンカップ勝利騎手とは言え、乗りなれたR.ムーア騎手の方が折り合いの期待値が高いのでは。)

 

不安点を挙げると切りが無いが、3年連続制覇した得意の舞台なら偉業達成があるのでは!?と期待してしまう・・・!

 

オジュウチョウサン

オジュウチョウサン

障害の絶対王者「オジュウチョウサン」。昨年の有馬記念での武豊騎手とのコンビはとても話題なった。その後も平地への挑戦が続き話題は尽きないが掲示板に入ることなく厳しい結果が続いている。

 

ステイヤーズSは平地の中では最も長い距離を誇るレース。長距離適性を持った馬たちが集まる中、どのような走りをするか注目。障害レース並みの距離を誇るレースであるため、オジュウチョウサンにとって距離は問題無いと言いたい。

 

ライバルは過去に3連連覇したアルバート、昨年アルバート不在で勝利したリッジマン、今年の天皇賞(春)を5着の実績があるチェスナットコート、と長距離適性のある馬たちが揃っている。

 

障害絶対王者が平地でも勝つところを見てみたい・・・!

 

レース予想

3,600メートルと特殊なレース。「特殊」な条件であるため「特殊」な適性が必要なのかもしれません。
過去に好走した馬が活躍することが多いのもそう言った理由によるかと思われる。(リピーターに注目!)

 

予想印

■予想印の順番

■出馬表と予想印

 

予想コメント

・トニービン内包馬

・サンデーサイレンス系(Tサンデーに注目)

・リピーター(同レースで好走した馬)

・人気馬

・前走好走した馬

 

レース予想の結果

レース結果

レース回顧

6番人気のモンドインテロが優勝。

3年前と昨年で同レース3着。過去に苦い思いをしたモンドインテロが3回目の挑戦で見事制覇となりました。

 

【本命◎】リッジマン<結果:11着>

ピークは過ぎたか・・・。

 

昨年の覇者リッジマン。今年の成績はどのレースも凡走続きでしたが、それでもリピーターが馬券圏内に入ることが多いレースでは力を発揮できるのでは!?と期待しておりましたが大敗。

 

昨年は最後の直線の末脚で2着を突き放す走りでしたが、今年はその末脚は影を潜め、よいところが無いままゴール。適性があるレースでの大敗となると、今後の立て直しが大変なのでは?と思いました。

 

 

【対抗○】アルバート<結果:2着>
メンバー上がり最速!強い!!

 

結果は2着でしたが、最後の直線で“メンバー上がり最速”を出した末脚は見ごたえありました。これで8歳ですからね、、、距離適性だけでなく、ステイヤーとしての能力は本当に信じられないです。

 

結果論ですが、やや仕掛けるときの位置が後ろ過ぎた印象です。もう少し前目で走って仕掛けていれば勝ち馬に届いていたかもしれません。

 

馬齢を考えると流石に今回がラストか・・・?今回の結果が「上がり最速での2着」という結果だけに次回(来年)も期待してしまう自分がいます。この後の陣営の発表に注目です。

 

 

【単穴▲】オジュウチョウサン<結果:6着>

素晴らしい走りでした!お疲れさまでした!!

 

結果は6着と掲示板に入ることができませんでしたが、障害の絶対王者の平地挑戦として十分見せ場があったと思いますし、競馬ファンを熱狂させたと思います。

 

最後の直線で一時は先頭に出るシーンもあり、スタミナそしてスピード持続の能力にほんとうに驚かされました。残念ながら最後に後続の馬たちの末脚に敗れる形になりましたが、5着のサンシロウとはハナ差、平地での結果としては一石を投じる内容だったと感じています。

 

オジュウチョウサン、平地挑戦お疲れさまでした!