【大阪杯】出走予定馬全頭見解

こんにちは。

今日は「大阪杯、出走予定馬全頭見解」というテーマで記載します。

 

 

■ダノンキングリー

現在、8戦5勝 [5-1-1-1]と勝率60%超え、馬券圏内率で言うと90%近く、メンバー屈指の実績馬。

 

不安は長距離輸送。昨年の「マイルチャンピオンS(G1)」で5着が気になる。

 

古馬になり始動戦「中山記念(G2)」では、2着のラッキーライラックに1馬身以上の差をつけて勝利、G1級の実力を見せた。キャリアでG1の勝利こそ無いが、能力はG1級の器と言っていいだろう。

 

昨年のクラシックで活躍したが惜しくも無冠に終わった世代屈指の実力馬、古馬になり飛躍の年にしたいところだ。

 

 

■ブラストワンピース

現在12戦7勝 [7-0-0-5]。1着か馬券外という分かりやすい実績を挙げてきている。「AJCC」稍重、「札幌記念」洋芝、「有馬記念」稍重とタフなレースでの勝利が目立つ。

 

逆に高速馬場となった目黒記念、ダービーは惨敗。スローから極端な瞬発力を求められるレースになったら分が悪そうだ。

 

メンバーを見る限り、目立った逃げ先行馬がいない、今回相手関係はあまり良いとは言えなそうだ。メンバー上位の能力馬だが全幅の信頼を置くには気が引ける。

 

 

■クロノジェネシス

昨年の「秋華賞(G1)」をメンバー上がり2位をマークし2馬身差をつけて完勝した。

 

デビュー戦から連勝し暮れの「阪神JF(G1)」では、勝ち馬ダノンファンタジーにコンマ1秒差の2着と充実した2歳だった。

 

3歳では牝馬クラシック路線で3着2回、1着1回と馬券に必ず絡む成績。続く「エリザベス女王杯(G1)」は5着だったが、2着以下は混戦、着順以上に評価していいだろう。

 

4歳の始動戦「京都記念(G2)」では、牡馬相手にカレンブーケドールとワンツーを決め、世代レベルの高さを示した。

 

負けたエリザベス女王杯では馬体重を落としてしまったが、前走で馬体増、成長分とみて良いだろう。G1ホースやG1級の馬が集結しているが、世代屈指の牝馬として上位争いは十分可能なはずだ。期待したい。

 

 

■ラッキーライラック

昨年の「エリザベス女王杯(G1)」をメンバー上がり最速をマークし勝利したG1馬。14戦5勝 [5-4-2-3]と馬券圏内率は約80%と堅実な実績を持っている。

 

昨年秋から馬体重の増加とあわせ安定した成果をあげ成長が見られた。初の海外遠征(香港ヴァーズ)で馬体重を落としてしまったが、前走「中山記念(G2)」でしっかり戻し、牡馬にも引けを取らない馬体になった。

 

最後の末脚は強みだが、極端な瞬発力を問われるレースとなると不安はある。好位につけて末脚で決着したいところだ。

 

父は「13年・産経大阪杯(G2)」を制したオルフェーヴル。父子制覇がかかる一戦としても注目したい。

 

 

■ワグネリアン

2018年日本ダービー馬。その後、「神戸新聞杯(G2)」を勝利を最後に勝ち星を挙げていないが、出走したレースはどれも掲示板内を確保と安定した成績を残している。

 

休み明けで「大阪杯」に出走というローテは昨年と同じで、ローテ面でも期待が持てる。

 

不安は芝2000メートルの実績、6戦1勝 [1-1-1-3]と勝ち切れない。能力はメンバー上位、上位争いはできそうな馬だ。

 

 

■ロードマイウェイ

逃げ、追込どちらでも勝利してきた経験があり、自在性は持ち味と言って良さそうだ。

 

5連勝で向かえた前走「金鯱賞(G2)」では10着の大敗となったが、出遅れと展開(スロー)が敗因と言えそうだ。こちらは一先ず度外視したい。

 

メンバーの中では明らかに重賞の経験値が無いが、最内、鞍上武豊騎手となれば侮れない。

 

 

■マカヒキ

2016年日本ダービー馬。その後、凱旋門賞の前哨戦「ニエル賞(G2)」の勝利を最後に勝ち星が無い。

 

それでも昨年は、同レースを勝ち馬とコンマ2秒差の4着、前走「ジャパンC(G1)」は出遅れたが、メンバー上がり最速の末脚をマークし4着まで巻き返すなど、力のある競馬を見せた。

 

大阪杯は2度出走し共に4着と苦い経験をしているが、3度目の正直と行きたいところだ。

 

 

■カデナ

前走「小倉大賞典(G3)」で見事な末脚により、実に3年ぶりとなる重賞勝利を挙げた。この馬の強みは後方からの末脚。「大阪杯」で後方一気が通用するほど甘くないが、もし前走のような走りができれば上位争いは見えてくるだろう。

 

 

■ジナンボー

前走「小倉大賞典(G3)」では3着だったが、馬体重500キロと前走から+20キロと大幅増、成長分と考えたい。

 

父ディープインパクト、母アパパネ、母父キングカメハメハの超良血馬。距離適性も悪くない、何かしらの印は打っておきたい。

 

 

■サトノソルタス

前走「金鯱賞(G2)」2着だが、このレースはスローでG2レースとしては物足りなさがあった。着順をそのまま評価するには疑問が残る。5歳にして、初の関西遠征、そして阪神は荷が重いか。

 

 

■ステイフーリッシュ

昨年の「大阪杯」を13着、その後も重賞に挑戦するが勝ち切れない。重賞初勝利は約2年前となる。まずは格下の重賞勝利が目標だろう。G1勝利へのハードルは限りなく高い。

 

 

■レッドジェニアル

「京都新聞杯(G2)」では、その後の日本ダービー馬ロジャーバローズに先着した経験がある。その後の活躍が見られないが、何か期待してしまう。頭数も少ない、抑えにしておくものありか?