■ファルコニア
現在、4戦連続馬券圏内に入っているファルコニア。勝利こそないが安定感がある馬。
前走エプソムCでは、出遅れ不利な状況での展開だったが、最後多くの馬が外伸びだったのに、内から突っ込む走りは力強かった。
小倉は、あすなろ賞で上がり最速で勝利した舞台、苦手な舞台ではなさそだ。
重賞制覇の経験はないが、今回のメンバーならそれも十分視野に入れていい馬と言えそうだ。
■ヴェロックス
重賞勝利こそ無いものの、皐月賞2着、日本ダービー3着、菊花賞3着とクラッシックを賑わせたヴェロックス。その後、馬券外が続き長期休養後の復帰戦中日新聞杯では3着と好走。
前走エプソムでは4着だったが、8番人気であったことを考えると上々の成績と判断していいだろう。
今回、斤量57キロとメンバートップハンデとなるが、ローカルG3なら悲願の重賞勝利を期待したいところだ。
■ダブルシャープ
31戦4勝、重賞未勝利の馬。
小倉記念は初だが、小倉コースでの成績は抜群に良い。
年間通して、夏の成績が良いため夏馬と言っていいだろう。上位争いが期待できる馬。
■ショウナンバルディ
昨年の小倉記念7着のショウナンバルディ。
その後、2桁着順の結果が続くも今年の春からは、前走「七夕賞(G3)」を3着。前々走「鳴尾記念(G3)」2着と馬券圏内を維持。
特に前走「七夕賞(G3)」では、中団から差して3着と、これまでにない脚質を見せたのは収穫と言っていいだろう。
今年の「小倉大賞典(G3)」を15着という成績が気になるところだが、直近の成績、走りっぷりをみると上位争いを期待したい。
鞍上は、前走に続き岩田康誠。好調を維持し、シリーズ王者に名乗りを上げたいところだ。
■ヒュミドール
ダートを主戦場としていたが、昨年の夏から芝へ転向した馬。
昨年冬から重賞に5回出走し、4回掲示板に入っているが、馬券圏内がゼロとイマイチ評価しづらい。
■グランスピード
怪我に悩まされ4歳で10戦のキャリアしかない馬。
これまで、大きな崩れは前々走の15着ぐらいで、その他はほとんど馬券圏内に入っている。
下位クラスとは言え、安定した実績は評価したい。
良馬場だけでなく、渋った馬場でも結果を出しているので、何かしらの印はつけたいところだ。
■モズナガレボシ
昨年の夏からダートから芝に転向した馬。
芝の成績は9戦すべて掲示板入りと抜群の安定感がある。
重賞は初挑戦となり、格上の馬との対決なるが、抑えとして扱っておきたい馬だ。
■スーパーフェザー
今年は小倉をメインに出走しており、勝利こそないが、場慣れしている馬と言えそうだ。
ここ1年半は掲示板に入るか入らないかの微妙な成績。印をつけづらい。
■テーオーエナジー
2018年からダートが主戦場となっている馬。
勝ち星がわずか2回。厳しい。