「東京優駿(日本ダービー)」回顧。
■レース概要
5月31日(日)、東京競馬場で行われた「東京優駿(3歳・G1・芝2400m)」。1番人気のコントレイルが優勝。勝ちタイムは2分24秒1。
コントレイルは、父ディープインパクト、母ロードクロサイト、母父Unbridled’s Songという血統。
【着順】
1着:コントレイル
2着:サリオス
3着:ヴェルトライゼンデ
■レース回顧
無観客で行われた日本ダービーは、圧倒的1番人気(単勝オッズ1.4)のコントレイルが完勝。
前半~中盤、先行集団の中でレースを進め、直線で抜け出すと、メンバー上がり最速をマークする末脚を見せ、最後は2着のサリオスに3馬身の差をつけて勝利。
直線で、コントレイルとサリオスの差が1馬身ほどになる場面があり、一瞬不安になったが、福永騎手がムチを入れると一気に加速し差をつけた。
このあたりの走りをみて、サリオスとの力の差を改めて感じた。
クラシック第1戦「皐月賞」を制し無傷の4連勝を上げ、「日本ダービー」に駒を進め圧巻の勝利。これで、2005年の父ディープインパクト以来15年ぶり7頭目となる無敗の2冠馬誕生となった。
今回、無観客での日本ダービーであったが、大記録が生まれた。無観客は残念であったが、よくも悪くも今回の日本ダービーは語り継がれるレースになるのではと感じた。