【中山記念】出走予定馬全頭見解

こんにちは。

今日は「中山記念、出走予定馬全頭見解」というテーマで記載します。

 

 

■ラッキーライラック

昨年の秋シーズンは「府中牝馬S」3着、「エリザベス女王杯」1着、そして「香港ヴァーズ」2着と国内外のレースで活躍を見せた。特に「阪神ジュベナイルF(G1)」ぶりの復活Vとなったエリザベス女王杯での“強烈な末脚”は目を見張るものだった。

 

昨年、同レースでウインブライトにクビ差の2着、今年もライバルは出走予定だ。ここへきての充実ぶりに馬のポテンシャルを感じる、昨年の雪辱を果たし勝利への期待が高まる。

 

 

■ダノンキングリー

昨年、「皐月賞(G1)」3着、「日本ダービー(G1)」2着の実績を誇る世代屈指の実績馬。前走「マイルCS(G1)」は5着と生涯初の馬券圏外になったが、初物尽くし(初京都、初輸送など)が多かった、これは度外視でいいだろう。

 

今回、唯一の4歳馬、相手は古豪のG1勢だが「毎日王冠(G2)」で古馬相手に勝利した経験がある、ここでも世代屈指の実力馬として主役の座を狙う。

 

 

■ウインブライト

昨年、「クイーンエリザベス2世カップ(香港・G1)」「香港カップ(G1)」とW制覇、5歳にしてさらなる飛躍を遂げた。中山は9戦5勝[5-2-0-2]、「中山記念(G2)」は2年連続で優勝、“中山巧者”と言っていい実績だ。能力、実績は上位、3連勝への期待がより一層高まる。

 

 

■インディチャンプ

昨年、「東京新聞杯(G3)」「安田記念(G1)」「マイルCS(G1)」とマイル路線で優勝してきた。

 

今回と距離が同じ「毎日王冠(G2)」では3着と馬券に絡んだが、勝ち馬ダノンキングリーにコンマ4秒の差はやや不安を感じる。

 

マイル路線で活躍してきた馬、距離延長がどこまで影響するかがポイントだが、それでも能力は上位、馬券に絡むレースは期待できそうだ。

 

 

■ペルシアンナイト

2017年「マイルCS(G1)」優勝馬、勝ち星はそれ以来無い。昨年は多数、重賞に出走するも馬券に絡んだのは「マイルCS(G1)」3着のみ。

 

最近は馬にズブさも目立ってきた印象、今回初騎乗となる池添謙一騎手、“高齢馬のコントロール”がポイントとなりそうだ。

 

 

■ソウルスターリング

Frankel産駒、素質馬として期待され2歳「阪神JF(G1)」を勝利し、春の牝馬クラッシックを「桜花賞(G1)」3着、「優駿牝馬(G1)」1着と順調に実績を重ねた。その後の重賞は凡走続き、唯一「クイーンS(G3)」で3着に入ったが同世代のディアドラに3馬身もの差をつけられてしまった。

 

ピークは過ぎたと言ってもいいだろう。今回“ラストラン”という声もある、最後の勇姿に期待したいが、その壁は大きい。

 

 

■マルターズアポジー

8歳馬と出走メンバーの中で最も高齢な馬。昨年ほぼ2桁着順の成績で、陣営からラストランの発表もあった。中山記念は過去出走して勝利していない、3度目の正直で有終の美を飾りたいが難しいだろう。

 

 

■エンジニア

父Sea The Starsの良血馬。期待されるも重賞未勝利のまま7歳となってしまった。今回と同舞台、2走前の「ディセンバーS(L)」では4着とまずまずの成績。覚醒を期待したが強敵相手にどこまで着順を上げられるかがポイント。

 

 

■ゴールドサーベラス

マルターズアポジーと同じく8歳馬。これまで重賞に10戦するも馬券圏内はゼロ[0-0-0-10]。厳しい。