【中山記念】昨年2着馬ラッキーライラックが春の大舞台に向け始動

こんにちは。

今日は「中山記念×ラッキーライラック」というテーマで記載します。

 

3月1日(日)、中山競馬場で行われる「中山記念(G2)」。昨年の覇者ウインブライトはその後「クイーンエリザベスⅡ世カップ(香港・G1)」「香港カップ(香港・G1)」を2連勝した。その他、ヴィクトワールピサ、ジャスタウェイと言った優勝馬もJRA・G1で活躍を見せた。

 

国内外のビッグレースのステップとして伝統のある一戦。今年も有力馬たちが激戦を繰り広げそうだ。今回、昨年2着となったラッキーライラックに注目してみたい。

 

【記事のポイント】

・13戦5勝 [5-3-2-3]

・経験豊富

・初コンビM.デムーロ騎手

 

 

■13戦5勝 [5-3-2-3]

【2歳】

デビュー戦を勝利し、その後「アルテミスS(G3)」「阪神JF(G1)」と素質馬として勝利を重ねた。

 

【3歳】

春の「チューリップ賞(G2)」を勝利し、デビューから4連勝を飾ったが、その後、「桜花賞(G1)」「優駿牝馬(G1)」と馬券圏内に入るもの勝ち切れないレースが続いた。牝馬クラシックの最終戦「秋華賞(G1)」にも駒を進めたが9着の惨敗。2歳時の破竹の勢いとは逆に目新しい結果を残せなかった3歳時だった。

 

【4歳】

「中山記念(G2)」で始動し、勝ったウインブライトにくび差の2着。その後「阪神牝馬S(G2)」8着、「ヴィクトリアマイル(G1)」4着と勝てないレースが続いた。秋シーズンでは調子を上げ「エリザベス女王杯(G1)」を勝利。

 

重賞で大きく着順を落としたのは「秋華賞」と「阪神牝馬S」の2つ、「ヴィクトリアマイル(G1)」は4着であったが、勝利馬とコンマ1秒の接戦を考えると悪い結果とは言い難い。

 

中々勝ちきれないレースはあったが、常に馬券に絡む結果(馬券圏内率75%超え)を残し、その堅実さは折り紙つきだ。

 

 

■経験豊富

昨年の秋シーズンは、「府中牝馬S」3着「エリザベス女王杯」1着そして「香港ヴァーズ」2着と、国内外のレースで活躍を見せた。特に「エリザベス女王杯」での、直線で最内からの末脚は圧巻だった。

 

それまで前目で走る競馬が多い印象だったが、追込戦法もできるところを見せたことで、戦法の幅が広がったと言える。2歳時の「阪神JF」以来のG1勝利、この復活劇は大きな経験として考えるべきだろう。

 

 

■初コンビM.デムーロ騎手

ラッキーライラックと言えば石橋脩騎手のイメージがあるが、今回の鞍上はM.デムーロ、初コンビとなる。

 

2020年2月23日現在のリーディングジョッキー8位、昨年7位ということを考えるとまずまずの成績、数年前は上位が当たり前だったことを考えると陰りが否めないが、実力のある騎手であることは間違いない。ここは鞍上強化としてみていいだろう。

 

 

昨年、同レースで2着となったが、勝ったウインブライトが強かった。それでもクビ差の決着は評価。

 

今年は、同レース後に「大阪杯(G1)」を予定している、今年の始動戦となる「中山記念」を良い結果にし春の大舞台に進めたい。