【京都金杯】カテドラル、素質馬から本格化へ!

こんにちは。

今日は「京都金杯×カテドラル」というテーマで記載します。

 

1月5日(土)、京都競馬場で行われる「京都金杯」。2016年、2019年は2桁人気の馬が馬券圏内に入っていることを踏まえると、「波乱傾向のレース」と言っていいだろう。

 

現在1番人気(※)のカテドラル、人気はもちろんだが、能力・素質といった視点で注目馬として挙げたい。

(※)『netkeiba.com』予想オッズ

 

 

■デビュー2戦目はヴェロックスに勝利

デビュー戦「2歳新馬(芝2000メートル)」、続く「野路菊ステークス」を2連勝と期待の持てるスタートを切った。「野路菊ステークス」に至っては皐月賞、日本ダービー、菊花賞を全て馬券圏内とG1で安定した結果を残しているヴェロックスを負かしている。

 

ヴェロックスは後付けの話だが、「野路菊ステークス」での先行レース、そしてメンバー上がり最速の競馬は将来に期待の持てる走りだった。

 

 

■マイラーとして期待

デビューから3戦目「東京スポーツ杯2歳S」、次ぐ「京成杯」をともに11着大敗。

 

大敗から距離を1600メートルに変更した「アーリントンカップ」を2着、そしてG1レース「NHKマイルカップ」では3着と7番人気をいい意味で裏切り好成績を上げ一流マイラーとしての門出を切った。

 

 

■マイルチャンピオンシップで見せた成長の証

前走「マイルチャンピオンシップ」は6着であったが、このレースで見せたメンバー上がり最速の末脚は素晴らしものであった。

 

勝ったインディチャンプには完敗だったが、2着から7着は団子状態、それほど差は無かったことを踏まえると、6着は悲観する結果ではない。むしろ、ここではレース内容(メンバー上がり最速)を「成長の証」と見るのが適切ではないだろうか。

 

 

■鞍上武豊(2017、2018年京都金杯連覇)

鞍上は、2017、2018年で「京都金杯」を連覇している武豊騎手。古くは2005年ハットトリック、2002年ダイタクリーヴァでも勝利している。

 

2000年に2000メートルから1600メートルと距離が変更となった京都金杯において、合計4勝している騎手は武豊以外にいないことからも、武豊騎手にとって京都金杯は相性のいいレースと言っていいだろう。期待が持てる。

 

 

これまで凡走レースもあるが、デビューから2連勝、NHKマイルカップ3着、そして前走マイルチャンピオンシップでの末脚を踏まえ「素質馬」と見たい。武豊騎手の後押しで、素質馬から本格化への変貌を見てみたい馬である。